2014年11月30日日曜日

いよいよ地面を作りはじめる・・・ちょっと違った・・・

 さて今週の私は、神です。天地創造のうちの地面の方を作っちゃいます。
 ばかみたいですけれども、地面を作るのは初めてです。でもこの運転ボードは以前書いたように習作も兼ねているので、特別な緊張がありつつも気楽に手をつけられます。

 まずは中心部の空き地をどうするか?ですが、運転ボードは仕舞っておけてすぐに出して運転できることが身上ですので、あまり高いモノは置きたくないです。(木を植えるかどうするかはずっと悩んでいます。)それから、Nゲージ(1/150)もHOナロー(1/87)も走らせるので、フィギュアはおけません。(固定しないで運転するときに置くことはできますが)
 この次かその次かわかりませんが、ArizonaのSedonaをモチーフにしたジオラマを作りたいと考えているので、ピンク色というか赤レンガ色というかあの色(気になる方はWebで調べてみてください)の感じの岩山の練習をしておくことにしました。
 さらにダイ◯ーなどの100円均一ショップの素材をどれくらい活用できるかも試してみます。既にスチレンボードの接着で、◯イソーの発泡スチロール用接着剤は、利用価値が高いことは確認済みです。
 今回は中央に置く岩山(?)・・・岩でできた高台の芯として発砲スチロールの板を使い、その周りをふわっと軽い粘土という、紙粘土の軽いバージョンで覆うことにします。
 岩の表面の質感は難しいと思ったので、模型ショップで購入したWOODLAND SCENICS 社製のBase Rock Moldを使用しました。

  適当な大きさにちぎったふわっとねんどをモールドに充てて岩の模様をつけたら、貼り付けた発泡スチロールの周りに接着します。ねんどが乾く前に付けるので指で押さえたところは指の跡が残りますが、そこは後からナイフなどで模様を付け足すとして気にしないことにします。
 下の写真では上手くできていますが、一晩おいたらだいぶん縮んでしまって隙間があいてしまいました。しかも接着も不完全です。更に時間が経つとねんど同士をくっつけたところにも隙間が出てきました。ここは後で色を塗るときに見えないようにするつもりです。結論としては、このふわっと・・・は軽くて良いのですが、ジオラマにはあまり向かないように思いました。プラスターを使う方が良いのかも知れません。一つ経験値が上がりました。

 次は、本当に地面です。某レイアウト作製ムック本では、ジオラマの一部に、美術画材系のコースパミスゲルというテクスチャーを使用しているものがあり、その写真での質感が気に入ったので、これを使ってみることにしました。
 しかし、ムック本で使っているものとズバリ同じものがタマタマ置いておらず、粗いテクスチャーのエクストラコースパミスゲルを買ってきました。
 それを余っているところ全体に塗ったのが下の写真です。ちなみに、下地のスチレンボードの表面がツルっとしていたので、カッターでひし形に切れ目を入れて食いつきを良くしています。
 また岩の上には人が上がった形跡として同じテクスチャーを塗り、同じような土が岩盤の上にも積もっている様子を表現します。あとで草も生やそうと思っています。 ねんどが乾いた時の隙間下部にもテクスチャーを塗り込めて隙間を隠しています。

 下の写真にあるのが、今回使ったエクストラコースパミスゲルとペイントナイフです。
 全て塗るのに1時間はかかったでしょうか・・・肩と右腕が凝りました。

 結論から言うと、これも違っていました。かなり混ざっている軽小石が大きくて、Nゲージのスケールでは漬物石がゴロゴロとたくさん転がっている地面になってしまいました。HOeとしても中途半端に大きい小石です。(前にHOnと書いていましたが、HOnではいくつかの軌間サイズと表記があるので、HOeとします)
 きっと、バラストを撒くとさらにアンバランスさが目立ってしまうかも知れません。
 これもまた一つ経験値が上がりました。次回からはちゃんとコースパミスゲルを使用しようと思います。

 現在乾燥待ちですが、着色前で色が白っぽいグレー一色なので、お寺の庭の枯山水に庭園鉄道を敷設したような絵になっています、今のところは。
 あ、ついでにボードの周囲をホームセンターで購入した木目調テープを貼って高級感を出しています。(1〜2mm上部にはみ出して、テクスチャーを流れ落ちさせないための枠にもしています)

 ここまでくれば、あとは乾燥を待ってボード下にまとめてある配線を結線して、とりあえずは遊ぶことができるようになります。

 次回の工程は、地面の着色と岩の着色でしょうか・・・どうもこのねんどはカチカチには固まらないような気がする。するとバラスト撒き&固着か?これも肩が凝りそう・・・

 いよいよ来週は仕事の方で一つの山場を迎えるので、週末は疲れてダウンしているかも知れません。

ではまた。

2014年11月21日金曜日

運転ボード作製に着手するも予想通り手こずる

 前回は運転ボードを作ろうと思ったのに、新しく購入したHOnのSLの走る姿に萌えてしまったのでしたが、次の週末にはきちんと少しづつでも作ろうと着手しました。

 まずは件の写真パネルに厚さ3mm程度のスチレン・ボードを貼ります。これにはダ◯ソーの発砲スチロール用ボンドを使用してみることにしました。(スチレン・ボードも◯イソーだし)
元々写真パネルなのでほぼ全面に糊がついているのですが、 周辺には糊が無くて写真を貼った後に周囲に貼る枠の側に糊がついています。ですので、その周辺部分にこの発砲スチロール用ボンドを塗ってスチレン・ボードを貼ります。粘度も匂いもスチのりと同じ感じでした。ということは、スチのりよりもお得かもしれません。完全に乾くとカッチリ強固に接着されている感じもあります。

 早速レールを組んで並べてみました。もちろんこの時にはまだレールは接着していません。

 マジックでレールの周囲をなぞって、ボードにレールの位置を描きます。そして、フィーダー配線用の穴をドリルで開けます。今回直線を含めて4系統あるレールは全てポイントで繋がってはおらずに独立ですので、フィーダー配線用の穴も4つ開けます。 フィーダーは例えばTOMIXのモノなどは表に出てしまって見映えが良くないと思い、裏からレールに半田付けをしようと目論んでいるので、レールの真ん中に穴を開けたのでした。

 で、そのレールに半田付けをしようと裏を見ると、下の写真ではセンターよりも右寄りの所に、金属様に光るボール状のモノが見えます。当初これは事前に付けてある半田ボールではないか?と勝手に思っていたのでした。(バカだな〜と、後で思いましたが)いや、色具合など全く半田ボールそのものに見えたのです。テスターをあてるとしっかり導通していますし。

 ところが、半田ごてをあてる(もちろんコテ先に予備半田つけて)と半田ボールと思っていた金属は全く溶けずに、周囲のプラスティックだけがムニュ〜と溶けていくばかりです。ありゃりゃ〜。
 調べてみるとどうやらその金属ボールはレールが道床から抜けないようにレールに付けられている突起の様です。しかも半田が全くつかないので調べてみると(金属球はわかりませんが)レールそのものはステンレスかアルミと真鍮の合金らしい、ということが判ってきました。 ・・・これは半田付けが厄介だぞ・・・

 で、アキバへフラックスを見に行ったのですが 、ステンレス用は「アルミには絶対に使うな!」と書いてあり怖くてそんなものは使えません。結局普通のHAKKOの半田フラックスを買ってきました(ついでにフラックス・リムーバーも一緒に)。試しにレールにフラックスを塗ってから半田づけをしてみると、ちゃんとついてくれました。これで一安心です。

 そこから中々忙しくて週末も手がつけられず、やっと先日、フィーダーをつける予定のレールの裏側の道床の一部を、切断砥石を装着したルーターで切断してレールの裏側を露出させて・・・

 小径のスピーカー・コードを半田付け。テスターで導通も確認OK。しかし後から考えると、レール抜け防止の金属球の部分ではなく、他の部分を開ければ良かったと反省。まぁ、他のレールを接続した上でボードに接着するので、多分レールがずれることは無いと思いますけど。

 直線(S280 x 2)部と、最外周(R177の小判)部をスチのりで接着(レイアウト技法の本でスチのりを使ってたから)完了。

 現在接着剤の乾燥中で、今度の週末には残りのR140の小判とR103の小判を接着することと、地面のテクスチャーを塗るところまで行きたいな〜と思っています。

 ではまた

2014年11月2日日曜日

運転ボードを作ろうと思ったら、HOナローに萌え〜

 それこそむか〜しから、Nゲージのジオラマ・レイアウトを作りたい、作ろうと思って来ていました。そのためにその時々で必要と思われるものを購入して来ています。が、一方で鉄道模型熱が冷めて・・・というか生来の多趣味が災いして他の分野に目が移ってしまうので、中断。これは自分の性格もあるのでしょうが、全くやったことの無いことの作業を開始することを躊躇してしまう癖があって、その躊躇している間・・・仕事も忙しくなってしまったり、といういい訳もちょいちょいある・・・に他に目移りしてしまうんですね。
 下の写真のボードもそう。これは実際は某フィルム・メーカーが出している大きくのばした写真を貼って飾るパネルなのだが、当時・・・これ買ったのって多分4〜5年前くらい・・・この上にジオラマを作ろうと買ったのだった。ベースボードを自作するのって手間がかかるし奇麗に作り上げるのも難しいしね。もちろん、ベースボード作りからがジオラマ・レイアウトのスタート、という考えもあるのだが、更に遡る事10年以上前に一度大きめの(1畳くらい)ベースボードを作ってしまって(いまだに娘の部屋の机の裏においてあって「早くなんとかしてくれ」と何年も言われている)、これが完成までが大変だったのでその後が進まなかったという経験があって、このパネルを買ったときはそこをパスしてジオラマ作りに励もう、と思っていたのでした。
  裏面ね・・・しっかりと奇麗にできているのですよ。当たり前か。

 と、まぁ今回 これまでに無く鉄道模型熱が再燃しておりまして、かの写真パネル君を引っ張りだして来ていよいよその上にジオラマを作ろう、といろいろとプランを考えて来た訳なのであります。ちなみにパネルのサイズは、A3ノビの写真を枠付きで飾るためのものなので、578mm x 424mmという大きさ。
 プランを考えるのってとっても楽しい作業ですが、ノートに手書きでレールのパターンをラフに描いてみたりして。で、ボードのサイズが小さめなのでミニカーブレールを使うのが前提なのだけど、TOMIXのサイトへ行けば通過できる車輛の情報はありますが、実際のところはどうなんだろう?とか、様々なジオラマ作りを楽しんでおられる諸先輩方のブログやサイトを見て回って行くうちに、ある結論にたどり着いたのであります。

 そうだ、運転ボードをまずは作ろう!と。

 プランを考えながら、でも既に鉄道模型のお熱は出てしまっている訳ですから、ショップを回ったり、特にこの夏はあちらこちらの鉄道模型イベントを観に行ったり(このことはまた別の機会に)するうちに、比較的小さめの車輛たちをいくつか買って来てしまっているんですね。昔買った車輛たちは、例えばトワイライト・エクスプレスのセットだったり(これはこれで屋根裏収納から救出してやらないとな)と長編成ものが多いので、お座敷レイアウトが活躍の場なんですが、小さい車輛たちは、ちょっとした場所があればすぐに走らせて楽しむ事ができるわけで、実際にそうしたくなるんですね。
 長い期間がかかるジオラマを作る事にどれだけ集中していられるのだろうか?いや、ジオラマ作りの熱意を持続させるためにも、簡単に走らせることのできる運転ボードをまずは作っておくべきでは無いのか?と思うに至った訳なのであります。
 それに、地面を作ったり、バラスト撒きを試したり、木を植えてみたりと、本番のジオラマ製作の習作にもなるわけだしね。
 と、いうことで以下の仕様の運転ボードをこの5年ものの写真パネルを使って作る事にしました。
 レールはこれまでにも買いためて来ているTOMIXのシステムを使う。
 S280 x2本の直線を1本。コレは今後他のレイアウトを作った時には接続できるように。
 R103, R140, R177を使ったオーバルを同心円状に3つ置く。
 レールへの給電はすべて共通にして、一つのコントローラーですべてのレールに給電できるようにしておく。
 ストラクチャーは基本置かずに高さ方向を抑えて収納を容易にする。

 これで、どの車輛が、例えば単行ならR103までいけるが、貨車を3輛引くとR140が限界、などといった特性を確認することができるようになりますし、何より車輛を走らせようと思ったら、この運転ボードを引っ張りだして来て、すぐに楽しむ事ができる訳です。

 これも昔ホムセンで買っておいたスタイロフォームなども自分の書斎コーナーのカーテンの陰に置いてあったりするのですが、今回は高さ方向を抑えるため、ダ○ソーで厚さ数mmのスチレンボードを購入。
 で、手持ちのレールで上記のレールを構成しようと出してきたら、何とR103が全く買っていなかったりとかオーバルの直線部分のS158.5が足りなかったりとか、材料不足に突き当たり、この日は頓挫。
 せかっくなので、写真パネルの上にR140を使ったオーバルをひとつ作って、ミニ運転を楽しむだけ・・・

 Nゲージはそれなりに楽しんで、さて残るは先日買ったばかりのHOnのSLを試しに走らせてみようと・・・

 いや〜、同じ9mmのレールを走るのですが、やはりNゲージの車輛よりも大きくてその分ディテールがしっかりできているので、走る姿に思わず、「萌え〜」。
 このHOnのお話も今度いたしますが、上で書いた仕様の運転ボードでストラクチャも載せなければ、HOnでも楽しめることに今更ながら気づいて、ますます、運転ボード作製の意欲は盛り上がるのでした・・・

 すみません、結局作製記事にはならず、またまた駄文を連ねるだけになってしまっておりました。
 この続きは、早々に書きたいと思います。
 ではまた。