2010年12月26日日曜日

仏・Toulouse 出張その2

さて、Toulouse出張の第2弾は、カルカッソンをお届けする。
だいたい海外出張の用向きはお客様に同行しての技術会議が多く、月曜日から金曜日までびっちりと行うことが多い。
そのため、お客も自分も日程が取れれば現地の土曜日に現地入りして、日曜日はなるべく外出して外の日を浴びて身体を動かすように努めている。
これは、時差ぼけをなるべく早く解消して、日曜日の夜には良い睡眠を得て、月曜日からの会議に良いコンディションで臨むためである。


 と、言い訳を述べたところで、カルカッソンの城塞都市。世界遺産にも指定されている名所である。出張先のToulouseから東南東へハイウェイで約1時間。
 下はその全体の絵図である。お城と教会しか描かれていないが、薄くグレーで表されている部分も建物があり、今はその大半はレストランと土産物屋である。


 歴史は古く、紀元2世紀頃からの出土品もあるようだが、現存する建物は中世初期からのものが主な感じ(実際解説は英語表記もあるが、細かく読んでいると時間が無くなるので、ここで述べていることの正確性はかんべん)で、どれもとても趣のある建物ばかりである。
下はお城の入り口の砦。


お城の中は博物館になっているし、城壁の上は歩けるようになっていて、下はその城壁の上から見たカルカッソンのシテ(市街地)。左にかすかに端っこが見えるのはピレネー山脈。


教会も古くてでかい。


中も写真は自由に撮れる。荘厳な雰囲気。
ステンドグラスが沢山あってとてもきれい。


この他にも写真はいっぱい撮ったが、ここには載せきれない。
昼食にはこの地方の郷土料理である、カソーレという白豆と鴨とソーセージを煮込んだ料理を食べた。美味しいのだが量がはんぱなく、もう2度と結構という感じ。
その他子供への土産とともに、このカルカッソンの城塞都市がモチーフになった絵が描かれたサイクル・ジャージを買ってしまった。
これはまた来年のシーズンに着た時にここへ紹介しよう。

そして下が今回の足、プジョー207である。
この車は同行の代理店がレンタルしたのでオートマチック車だったが、こちらではオートマは珍しく、従ってレンタル料金も高い。
大体このクラスで1日40EUR程度なのだが、オートマにすると更に50EURがオートマ代として上乗せ(!)されるのだ。


別の日にアメリカから同じ用件で出張して来ている仲間のレンタカーも運転したが、こちらはマニュアル車。
久々のマニュアル車を初めてのフランス(結構運転が荒く、要注意なのだが)で乗り回した。すぐに慣れて、これなら次回から自分もフランス出張でもレンタカーを借りようと思った。


最後は近くの橋の上で城塞都市をバックに撮ってもらった。
この翌日から修行のような毎日が続いたが、その話はよして、フランス出張の話はこれでおしまい。

2010年12月19日日曜日

仏・Toulouse 出張その1

だいぶ更新に間が空いてしまった。
フランスのToulouseという街に出張へ行っていて、先週末帰国したのだが疲れと時差ぼけで起きていられず、更新ができなかったのである。

ということで、今回と次回の2回に渡って Toulouse出張でのお話にする。
 まずは成田空港で・・・今回初めてルフトハンザに乗った。(前回のToulouseはANAを使ったが、今回は金額がかなり違ったので仕方なく・・・)

 まぁ、機内食も不味くはなかったが、スパークリング・ワインもビールもワインも飲み放題だったので、トータル良しとしておこう。
 一つ気づいた良い点は、普通エコノミーの後ろの方の座席になってしまうと機内食の選択(良く有るのが、Chicken or Beef)が残り物になってしまって選べないという問題。この便も約12時間乗っているので軽食を挟んでちゃんとした食事が2食出るのだが、1食目と2食目ではサーブする順序を替えるのだ。
なので、1回目に選べなくても2回目にはちゃんと選べる状態にしてくれる。こういう細かい芸当は、決してアメリカ系の航空会社ではできない。(そういう発想自体が彼らにはできないのだ)この辺さすがにきっちりしているドイツの航空会社と感心した。

 で、往きの乗り換えの地、ドイツのMunichでちょいと外へ出てみる。
説明を追加
先週はヨーロッパが大雪で航空便もかなり混乱したと聞いていたが、この日は特に問題は無く(と思っていたら実はあったのだが)、外には往きが積もっているもののひどくはなっていない。それよりも流石にドイツだけあって、駐車してある車が、Audi、BMW、Benz、Wagenと「ここはヤナセ?」と思わんばかりのドイツ車勢。
まぁ、当然のことで当たり前の国産車ということなのだけど。
そして日本では今はほとんど見ない、ディーゼル車が多いのも特徴。

で、Munichの国内線のゲート方面へ行くと、そこには発表されて間もないA7 SportsBackが鎮座していらっしゃるではないですか!?

カッコえ〜!欲しい!

と、Munichでも外は暗かったがあれで夕方5時くらいだったかな?
んが、そこから搭乗・出発が1時間半程遅れて、Toulouse到着予定が20:30だったのが22:00。
タクシー飛ばして下のホテルに荷物を置いて、先着しているお客が待っているレストランへと急いだ。

下は部屋の窓から見える景色。
右より屋根の上に見える木の先端部分のところに小さな公園があって、そこにはメリーゴーラウンドが常設されている。
また判りにくいが、ほぼセンター、アンテナのすぐ右横にかすかに見える塔の先端は、Toulouse市の市庁舎(Capitol)の尖塔部。

次回は日曜日にお客と行った、城塞都市カルカッソンで写真を沢山載せると思うので、ここで滞在中口にした美味しいものを載せておこう。

下は今回の滞在中一番美味しかった赤ワイン。2006年のワインはそこそこ出来が良いのだが、これは素晴らしい美味しさだった。
僕好みの渋みの強さとぶどうの香りが相まって、食事のフォアグラ(Toulouse地方の特産品)と絶妙なコンビネーションでした。

もう一丁は、言わずと知れた生ガキ!
このレストランは都合2回訪れたが、まぁ美味しいことといったらない!
ここは生ガキの他、ムール貝も赤貝も蛤も全て生!とっても甘くて美味しいの。
茹でてあるのは、エビとカニと関東で言うシッタカ貝のようなもの。

これ約4人前なのだがこれで大体80EURくらい。
かなりお得感のある逸品です。
これを滞在中2回いただきました。

ということで、今回はToulouse到着までと食べたものでした。
次回は、カルカッソンをお伝えしようと思います。