2010年11月15日月曜日

グランド・キャニオンと星空と

さて、Phoenix出張の最後はグランド・キャニオンである。
別に遊びに行っているわけではない。ちゃんと仕事もしている。
会議が予定通りに終了し、お客も僕も予備日としてとっておいた日が空いた。
お客に聞くとグランド・キャニオンへ行ってみたいと言うので、深夜帰着を覚悟の上であえて夕焼けを見て帰って来るスケジュールで行って来た。
まずは朝食。

いつも通りに7時頃に起きて8時半にロビー集合で、でも朝食は今日は食べ飽きたホテルでは摂らない。車で5分程のGood Eggという朝食・昼食の専門レストランで食べることにする。ここはオムレツ等がおいしいお店なのでが、僕はサンドイッチが食べたかったので、デカイサンドイッチを食べた。

ここから、60号、101号を通ってI17を北上して、Flagstaffへ到着。町中の踏切でめったに来ない貨物列車が通ったので、助手席のお客に撮ってもらった。

さらに89号を北上してCameronの手前で64号を西へ折れるとしばらくして、ここはグランド・キャニオンの始まり?と思えるようなすぐ向こう側も間近に見える割れ目があるところを通る。実際には大物の亀裂は遥か向こうにあるのだが、その支流の小さな裂け目が近くにあるのだ。

この64号線沿いにはNAVAJO族の人たちが手作りの民芸品を売っている出店がいくつかあって、僕は子供たちへBookmarkと車のKeyHolderを買った。(もちろん値切った)

そしてグランド・キャニオン国立公園のゲートを入って(なんといつもは車1台$25取るのに、今日はベテランズ・デイということで無料!)、すぐのデザート・ビューというところでまずは景色を見る。
 奥に谷底を流れるコロラド川が見える。

そこから、ヤバパイ・ポイントへ移動して、突き出た岩の上で、パチリ。後ろは本当に谷底。

ホピ・ポイントへ行きたかったのだが、そこへは自家用車では行けずシャトル・バスを使わなければならない。ところがタッチの差で最終のバスが出てしまい、歩くことに・・・
実際にはその手前で夕焼けを迎えてしまい、何とか撮ることができた。色が昼間と全く変わってとても幻想的な色である。

車を置いてあるグランド・キャニオン・ヴィレッジの夜景が向こうに見える。
こうして明かりを見ると、ホテル等の建物が本当にエッジのところに建っているのがわかる。

お腹が空いたので、ヴィレッジ正面のホテルのレストランでステーキ等食べて、64号線に戻り、来た方向と逆へ向かう(この方がFlagstaffへ戻るのは早い)。
実はこの途中の峠の上の見晴らしの良い所があって、周囲には街灯の類いは一切無いため星がよく見える場所があるのだ。ちなみにこの夜は三日月で、月齢としても悪く無い条件。


何枚か三脚とタイマーを使って手ぶれを防いで撮ってみると、上の写真のように何とか撮れた。
ほぼセンターにオリオン座が見てとれるのがわかるだろうか?
別の写真では、プレアデス星団(日本名:すばる)もしっかりと写っていた。
これだけの写真が撮れるのだ、実際には降るような星空であることはわかっていただけるだろう。久しぶりに天の川をしっかりと見ることができた。

こうして、MESAのホテルへ戻ったのは、深夜0時半。
仮眠を取り、3時半に起きてシャワーを浴びて、レンタカーを返して帰国の途についた。
仕事も順調、お客も喜んでくれて、今回の出張も大成功。

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