東京シティサイクリングにはこりごり

さて、ロードバイクに乗るようになって初めての大会参加。東京シティサイクリングを迎えた。
朝4:45に起きて愛車にまたがり最寄りの駅まで。駅前で輪行バッグに愛車をたたんで、いざ新宿へ。
自分は8:30スタートのDグループ。受付をして開会式が下の写真。
非常に盛り上がりに欠ける開会式であった・・・各グループ毎に同じことやるのでやる側も盛り下がるわなぁ、そりゃ。

開会式を終えると数十人程度に分かれてスタート位置へ移動する。
まだ前のCグループの後半がスタートできていない。まぁ、こんなモンかと気にしなかったが、自分のスタート後にこんなモンどころではないことがわかった。
下はまだスタート前で、この後スタートしたのはおよそ20分後。

そしてスタート！
すぐに左側へ１列になるように指示される。
そりゃね、参加証が送られて来た時に交通規制はしないということは理解したので、他の往来の方々にご迷惑をおかけしないことと、自身の安全のためにも左側を１列はごくごく当然のことであります。
下は、スタート直後のすぐ後ろを写したものだが（後ろの方々は私とは無関係の方々）、なんとこの状態で１時間以上、都庁を出発して代々木公園を通って原宿駅そばの交差点までこの渋滞の状態が続くのだ。
前が進むと、ペダルを回す訳でもなく左足をケーンケーンと蹴りながら数メートル前へ進む。しまいには自転車を降りて押して歩く人（ずっとサドルに座っていると尻が痛くなって来るのだね。長距離に慣れていない人は）も出て来るし、実際に係の人から、「降りて自転車を押して前へ進みながら詰めろ」との指示（きっとかなり後ろまで渋滞してスタートが切れなくなったんだろうね）が出る始末。もはやサイクリングではなくなってしまった。

原宿駅を過ぎるとようやく走り出した。とはいえ信号待ちでは長い列が所々でできてしまう。
でも、六本木を過ぎ霞ヶ関を通って、第１エイドステーションの新橋駅前に着く。
同じグループながら自分よりも後ろからスタートせざるを得なかった部下の若手君を待ち、下の写真を撮ってもらう。
が、この後彼は途中棄権して別の約束のバスケの試合へと旅立って行く。そりゃたかだか10kmでこんだけ時間がかかれば、次の予定には間に合わなくなるわな。

しかし、一緒に走るつもりの友に去られてしまうと、先行している前の組の３人に追いつきたい。が安全のためにも無理は禁物。安全に抜けるところで追い抜き兎に角前に進む。
中間地点の豊洲のエイドステーションではバナナと水をもらい、食べかけのバナナとエイドステーションのテントを撮っている間も惜しんで（撮ったけど）、前へ進む。

ようやくゴールの神宮外苑にたどり着き先行する仲間と合流して記念写真を撮るも、実際には先行組から遅れること１時間。帰ろうと思っていたところに僕が着いたと言う訳。既に一人は用事があって帰ってしまっていた。待っていてくれた友よありがとう。
ちなみに一人は仙台から参加。皆でもうこの大会はいいよねぇ・・・と来年以降の不参加を決めたのだった。

当初は大会後は再び輪行して帰るつもりだったが、兎に角40kmだけど走った気がしない。もう信号待ちの行列が多くて・・・
なので、神宮外苑から家まで自走して帰ることにした。

辰巳で湾岸へ出てひた走り。
どうもいつも稲毛の浜に着くと日が沈むんだねぇ・・・
夕日の右下に見えるビル群が都心部だがあの中をうろうろ走っていたのだなぁ、そしてそこからちゃんと走って帰ってこられたんだなぁ、と感慨にふけっていたが、いい加減腹も減ったので家路を急ぐ（安全にね）ことにした。

次はもうちょっとしゃんとした大会に出たいな。
レースじゃなくてね。

大会を含めてトータル、89.7km, 5h35m, 消費カロリー 3672kcal でした。