2009年7月6日月曜日

とうとう霞ヶ浦往復160km達成!・・・はしたものの・・・

 いや〜、やりました。霞ヶ浦往復、160km を日帰りで行ってきました。この達成感は何とも言えない良い気分です。ま、その後色々とあるのですが・・・このブログも翌日の月曜日に書いているのですけど。(あ、長々と書いていたら日付が変わってしまった、火曜日だ)
 ちょっと今日は長いですよ。(いつも長いブログですけど・・・弟にも言われたな)

 前日の土曜日から天気予報を気にして観ていたけど、どうやら日曜日は雨は降らないようで、若干太陽が出て暑いかも知れないけど、ロードバイクに一日中乗っていられそう。
 ということで、いよいよ霞ヶ浦往復を決行することにした。でも、朝ベッドの中でグズグズしていたらあっという間に時間は経ってしまい、朝飯を食べて(今度はTVなんぞ観ずに)バイクの支度をしたら10時半を回ってしまいました。
 (う〜ん、これじゃ帰りは暗くなっちゃうな・・・)とは思いましたが、前にはホワイトLEDの明るいライト、後ろは黄色の点滅のライトを装備しているので、(まぁ大丈夫)、と出かけたのでした。実際の家のスタートは10:45でした。
 さて1週間ぶりのビンディング。立ちゴケしないように・・・と慎重に家の近くの広めの道に出るところで、(あ、忘れ物!)と思ってUターンしようとブレーキをかけたところで、見事にこけました。思わずブレーキを先にかけてしまったけど、その前にビンディングを外さないとねぇ。幸いというか近所でしたが周囲に顔見知りの人はおらず、一人でバイクごとコケてあたふたと起き上がって忘れ物を取りに家に一旦戻ったのでした。(あ〜恥ずかし!)
 もうコケないぞ!と、それからは交差点の遥か手前からビンディングを外す慎重さ!いつもの風車のある佐倉ふるさと広場に無事到着。いつもここで一息入れるけど、公道からCR(サイクリング・ロード)に入って少しの所、距離で家からちょうど10kmでウォーム・アップ完了する場所なのです。
 前週のビンディング装着での試走の時に思ったのだが、シューズの靴底が多少厚い分、サドルをもう少し上げた方が良くない?感があった。今日のアップでもそう感じたので、ここでサドルをもう10mmほど上げることにした。乗って回してみると良い感じ。以前上げた分と合わせると20mm以上上げているので本当はここでサドルの前後も調整すべきところ。もう少し前にね。この時にそう思っていながらなぜかその作業をせずに走り出してしまった。後で苦労するとは思わずに・・・
 さて今日は往復で160kmを走るつもりなので、休憩は最低限に抑えないと帰りが遅くなってしまう。20km/hアベレージで8時間かかるわけだからね。なのでひたすらペダルを回す。ボトルは2本(VAAMとMEDALIST)たっぷりと持っているので、飲みながら走る。ひたすら走る。
 いつものように、印旛沼から北印旛沼へ抜け、北印旛沼の酒直門から再び公道を走ってセブンイレブンを横目に通過して、利根川にかかる若草大橋の料金所に着いた。料金箱にいつもの20円を入れるべく近づくと、そうね、見た目30台くらいのおねいさん2人組と遭遇。「こんにちは。」と挨拶すると、「あの〜、牛・・・」とおっしゃる。「なんかぁ、この先で水浴びをする牛が見られるって聞いたんですけどぉ・・・」と。「水浴びはしていないと思うけど、牛ならこの先、利根川を海へ向かって走るといますよ。」と教えてあげる。どうやら、ここからどうやって利根川沿いのCRに出るのかわからないとのことなので、そこまで先導してあげる。土手上のCRに出て、「この先にゴルフ場があって、その先暫く行くと牛が河原に沢山いますよ。では気をつけて。」と言い残し、颯爽とスピードを上げて走り去る。
 カッコいー!と思ったのもつかの間、ギア・チェンジしたら見事にチェーンが外れて、急ブレーキ!(ちゃんとビンディングは外しましたよ)。これまでに何度もチェーン落としをしているので、手を使わずにつま先で戻せるが、その脇をおねいさん2人組はスイ〜ット追い抜いていった。カッコ悪ぅ〜。
 すぐに抜き返したが、しかしゴルフ場を過ぎても牛は見えて来ない。勘違いで長豊橋を過ぎないと見えて来ないのだった。おねいさんごめん。
 さて、この日は無風に近く、さすがに利根川沿いに出ると多少は風があるが、順調に進む・・・いや、ここでサドル問題が出て来た。サドルを上げた分、サドルの位置は後方へ動くことになるのだが、その分を前に調整していなかったために、いつもよりも前傾がキツくなり腰に負担がかかっていたのだ。家を出てから60km、ここまで最初の10kmでの休憩を除いて休み無しで走って来たが、腰が悲鳴を上げている。(実際はライディングのポジションが悪いこともあって、本当はそんなに腰に負担がかかる訳ではないことは理屈では知っている)
 一休みと共に、サドルの位置を前へ調整して、ついでに何時間ぶりかで腰を伸ばす。
 そして、やっと今回の最初の写真になる、水郷大橋を目の前にする場所までたどり着いた。 前回(2週間前)は、この手前で左に折れてショッピングモールもどきへ行き遅い昼飯をとって帰った。今日は違う。更に前へ進むのだ。あの水郷大橋をくぐってから左にコースを変えて、霞ヶ浦へと向かうのだぁ。
 ここからちょいちょい写真付きでいきますよ。

 水郷大橋をくぐって道なりに左へ折れて公道へ出るとすぐに水門の上を通り、その水門の上から見えるのがこれ。
 その名を横利根閘門公園にある閘門(こうもん)と言いまして、水位の差があるところで船の往来を助けるために、門で閉じて水位の調整を行う所ですな。有名なのはスエズ運河の閘門だね。行きは見えなかったけど、帰りに通った時にはちょうど下(手前)から上(奥)へ向かう釣り船(バスボート)を通すために動いていました。いったい通行料はいくらなんだろう?
 ここから横利根川沿いに舗装は悪いが自動車の通行の少ない走りやすい道を走って常陸利根川にかかる北利根橋まで行く。ここまで来ると霞ヶ浦に着いたことになるのかな?
 写真の手前を右に流れるのが常陸利根川で左手奥の広がりが霞ヶ浦(西浦)です。とうとう着きました。目の前の道路は国道51号線で、左を見れば、成田を経て千葉へ向かうのです。 思えば遠くへ来たもんだぁ、でも更に先へ進みます。まだ手元のサイコンは80kmになっていないし、昼飯も買ってないし、どこで食べたら良いものやら・・・
 結局途中でセブンイレブンを見つけそこでおにぎりサンドイッチトマトジュースを買い込んで、更に走って手元のサイコンが80kmを超えてキリが良さそうなのが、ここ。西浦のCRのキロ標識(っていうんだかどうだか)の6km地点でした。 あぁ、腹減ったぁ!。見れば時刻は2:45を過ぎたところ。ここまで4時間。ん〜、多少の休憩があったのでアベレージで言えば20km/h以上で走ってきたわけね。上出来。
 ここで折り返して途中で見かけた公園(天王崎園地)まで戻って遅い昼食とする。食べ終わってみれば3時半近いぞ。まずい早く帰ろう。と、その前に目の前の霞ヶ浦をパチリ。
 はるか向こうに対岸が見えるが、広いねぇ、霞ヶ浦は。これでもまだ南の端の方で狭いところなのよ。
 ちなみにお昼を食べた場所を示すのに良い地図があったのでそれも写真に収めた。
 この写真のほぼ中央下よりにある赤い印、拡大すると「現在位置」と書いてあるのだが、ここでお昼を食べた。実際にはここより数キロ先まで走りました。
 サドルの位置を調整したのが良かったみたいで腰も特に悲鳴をあげることは無く(そりゃ、若干痛いよ、ずっと同じ姿勢だし)、だけど帰りには若干風が出て来てしかも向かい風。厳しい中をひたすら走って来ました。
 北印旛沼を抜ける辺りで夕日が沈むのを見て、西印旛沼へ戻って来た頃には当たりは真っ暗・・・実際はそんなに真っ暗でも無かったのだけど、サングラスをかけていたので暗かったのよね。(今度から暗くなることが予想されたら普通の眼鏡も持とう)
 途中、ドリンクを飲んだボトル(そりゃぁ、中身2本分はとっくに空になったので、帰路の途中のコンビニで氷とアクエリアスを足したのだ)をボトルケージに戻す時に手元が狂って、落下。疲れていたんだねぇ。慌ててブレーキをかけて!!!足が外れない!はい、立ちゴケです。この日2度目。
 もう真っ暗な道は走りたくはないので、明るい公道へ出て、小さな坂を3つ越えて家にたどり着きました。
 時刻はちょうど夜の8時。
 走行時間7時間58分で、160.8kmを走破して帰って参りました。
 やっぱ、アベ20km/hだわな。
 実は帰りの横利根橋手前で段差にガツンをやってしまって、リム打パンク!(あ〜あ、やっちゃった)と思ったが、どうもエアが入る。6bar程度まで入れるとどこからか「シュー」と音が聞こえるが、すぐに抜けない。これは聞いたことがある、「スローパンク」ってやつに違いない。手っ取り早くはチューブの交換だが、何度かエアを入れながらなら帰れないことは無いかも知れない。ということで横着をしてパンク修理をせずに、途中エアを足しながら帰ってきたのでした。これが無かったら帰宅はもう30分早かったし、アベレージももう少し上だったかな?
 それともう一つ。こっちの方がもう少しきついのだが、膝をやってしまいましたぁ。
 これも実は、帰路、北印旛沼へ入ってから両膝の外側が痛みだして、特に踏み込む時に鋭い痛みが走ってはいたのだ。でも漕がないと帰れない。上り坂はキツいものが有ったが、何とか帰って来た。
 帰宅して、2階の廊下の定位置に愛車を持ち上げるのは、かなり膝がしんどかった。
 さて、翌日(つまり月曜日)の朝起きてみると、あははぁ、膝が全然使えない。階段なんか、両手で壁や手すりを抑えないと全く降りられない。
 はい、会社を休んで医者へ行きました。あっさりと「Over Useです」と言われました。
 レントゲンも撮ったのですけど、骨には異常なし。膝のじん帯と骨が長時間に渡って擦れて、炎症をおこしたそうな。俗にランナー膝というらしいが、自転車で160km走って来たと言ったら、「そりゃなるでしょう」と言われました。
 ただね、金輪際160kmも走っちゃだめよ、ということではなくて、きちんとトレーニングと膝の柔軟をすれば大丈夫になるはず。
 ま、いきなりビンディングで足を固定して160kmいっちゃったのがいけなかったのかな?
 しばらくは60~70km程度で抑えた練習にしようと思う今日このごろなのでした。

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