2009年6月22日月曜日

ビンディング・ペダルを購入

 土曜日の130kmライドで、だいぶ腿がキツく感じた。
 この原因のひとつは、もちろんこれまでの運動不足のメタボオヤジであるせいが大きいのだが、実はもう一つ大きな要因がある。
 僕のロード・バイクは、超入門者用・・・というか、入門者でももう少し上の物を薦められていることを、あとで自転車雑誌や Web 等で知るのだが・・・で、Bridgestone Anchor の RA700 というチャリなのだが、元々付いているペダルは、普通のフラットなペダルである。
 従って、漕ぐ時には普通に前下へ蹴るという動作で前へ進む。ま、普通ですね。
 でも始めから知ってはいたのだが、ロード・バイクや競技でのMTB等では、ビンディングという、スキーのビンディングのような(現在の主流の形を始めたのはスキーの Look である)留め具で靴とペダルを固定することが普通ということである。(他にもやりかたはあるがここでは詳しくは書かない)
 このビンディングを使って靴とペダルを固定すると、どんな良いことがあるかというと、足を前下に蹴る動作だけでなく、その足を上へ引き上げる動作のときのパワーも動力として利用できるという、利点があるのである。しかも前下蹴り動作とは違う筋肉を使うので、疲れ方も違ってくるわけだ。
 今回、130km を走ってみて、やはり前下蹴りだけでは辛いものがあるということを実感したのだ。
 ということで、日曜日の雨の日、息子の高校の文化祭へ行ったついでに、近くの船橋ららぽーとへ行き、その中の大きい自転車ショップへ行って、ビンディング・ペダル、クリート(靴側の金具)と靴を買い求めてしまった。
 これは、SHIMANOのSPDというシリーズのいっちゃん安い奴なのだが、実はこれはロードバイク用では無い。主にMTBで使われるタイプなのである。
 なぜにこっちを選んだかというと、一番大きな理由は、ロード用の靴だと歩きにくいから。
 僕はスピード・レースに出るわけではなく、長距離は乗りたいが、行った先々では、例えば美味しいお店に入りたいし、プチ観光もするかもしれない。
 あるいは、輪行する時に余計な靴は持ちたくないなどを考えると、歩ける靴の方が良いわけである。
 ロード用のペダルはもっと小さいけど、このペダルなら普通の靴でも漕ぐことができる。また靴も十分に歩行に耐える物なのでOKというわけ。
 ちなみに、ロード用の靴底はカッチかちのプラスティック(あるいは類するもの)に大きなクリート(留め具)がむき出しで付くので、特にタイルなどの路面状況のところで、滑ってしまって怖いらしい。
 翻って、このタイプはクリートが小さくご覧のように靴のセンターにある窪みに収まってしまうので、特に歩行の邪魔になることはほとんど無いはず。
 欠点は、ペダルとの接着面が小さいので引き足のパワーの伝わり方は、きっとロード用よりも落ちるのだろう。
 まぁ、その辺は初心者ということで、そのうちに不満になったら、また考えることにする。
 初心者と言えば、両足をペダルに固定した状態で、ブレーキをかけて自転車が止まるとどうなるか、おわかりだろうか?
 その通り、こけることになります。(これを専門用語で、立ちゴケというらしい)
 なので、止まる前には必ず左足のクリートを外す癖をつけないといけないですね。
 なぜ、左足か?
 右足をはずして右足をつく癖がつくと万一の時に右側へこけるわけで、ダンプでも脇を通ろうものなら、一発で・・・合掌
 ですので、自転車は必ず左足をつく癖をつけるのです。
 来週末も雨が降らなければ良いなぁ。いきなりビンディングで長距離しようとは思いませんが、近場で練習をしたいですねぇ。

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