2009年6月7日日曜日

ルーブル美術館展

 かみさんとルーブル美術館展に行って来た。
 来週で終わりなのだが、なぜこの時期まで遅らせたのかというと、先週くらいからル・コルビジェ展が始まり、今なら両方見られるからなのである。
 実は娘がフランスの建築家のコルビジェが好きで、この国立西洋美術館は日本で唯一のコルビジェの作品(建築物)なのである。
 が、娘の都合が悪くなってしまい、今日はかみさんと二人で来ることとなった。コルビジェ展は8月までやっているので、娘とはそれまでに来ることにして・・・
 Web などで事前に調べてはいたが、冒頭の写真のように、2時間並ばないといけない。
 この時点で、10時15分頃。かみさんを列に並ばせておいて、自分はチケットを買ったところ。
 前日の土曜日とは打って変わって日差しも強く、日傘雨傘ばかり。この写真を撮るところまでで、約1時間程経過している。
 結局12時丁度くらいに中へ入ることができて、折角だからと、オーディオの説明プレーヤ(中尾彬のナレーション、500円)を各々借りていそいそと展示室へと入った。
 当然館内は撮影禁止なので写真はないのだが、すごい人でしかもきちんと並んで観て進まず、脇から人が平気割り込んで来るので前へ進まず、絵の正面へ中々たどり着かない。
 どうも並んでいる方がアホみたいな状態であることに気づき、それ以降割り込むことはしないが、列を外れて開いたところから絵に近づくという手法を見つけて進んで行った。(結構絵に見入っている人は動かなくて、でもその横の人が次の絵に移ってしまうと、ずっと開いている空間が有って、そこをハイエナのように・・・とまで行かなくても、結構普通に絵に近づける間があることに気づいたのである)
 思っていたよりも大きな絵、思っていたよりも小さな絵、と色々で、しかし一枚一枚が訴えかけて来るものが有り、とても良い展示会であった。
 一通りの絵を堪能してルーブル・エリアを出ると、絵はがきやら複製画やらのお土産コーナーに人が群がっていて、自分も本物の感動の余韻を感じながら土産の絵を見たが、やはり複製画は本物とは全く違う。A3 で500円程度のものもあるのだが、「安いから」といってもどうにも買う気になれない。明らかにやはり偽物なのだ。(当たり前だが)では十数万円の複製画だったら、と思ってみても(いやそんな高価なものは元々買う気はないのだが)、やはり全然違う・・・まだ500円の方が良いように感じた。でも買う気にはならない。
 結局、かみさんが数枚の絵はがきと子供へのものとして Bookmark を買っていた。
 コルビジェは次回の楽しみにしておいて、西洋美術館を出て昼飯へと向かう。
 お目当ては、不忍池のむこうがわにあるフレンチのお店、「XXXXXX」(内緒)。ここの評判は上々で、一度行ってみたいと思っていた。
 かみさんと二人で、良いチャンスと、ずっと立ち続けの脚を引きづりつつ店の前まで行くと・・・「本日はすべて予約のお客様でいっぱいです。」とのこと・・・ここって、結構高めのコース・ランチでないと予約はできないのですよ。手頃なランチは、行ってみて入れたらラッキーということで。
 残念ながらここはまた次回、ということで、御徒町の駅の方へ更に脚を引きずって、ここ、「さくらい」へ。
 ここは以前、前副社長に教えてもらったお店なのだが、とてもおいしい洋食レストランなのである。
 入り口もとても目立たないのであるが、エレベータで7Fの受付までいくと、既に2時というのに、20〜30分待ち、とのことで待つことに。
 写真は撮らなかったが、かみさんはロールキャベツ、僕は牛ステーキ丼セット+生ビールで遅いお昼を満喫したのでした。
 その後アメ横で、昼休みのウォーキング用の靴を買ったり、上野駅で翌日の出張の切符を買ったり、アトレでかみさんがウィンドウショッピングしたりして、5時半には家にたどり着いた。
 今週の日曜日も充実した日であった。今週末は自転車には乗れなかったけど、こういう週末も良いものである。

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