2009年8月4日火曜日

国立西洋美術館、再び 〜 ル・コルビュジェ

 今日から早めの夏休み第一弾で、その代わりに来週のお盆の週は私は出勤となる。
 かねてより娘と約束をしていた上野の国立西洋美術館にやってきた。
 およそ2ヶ月前、ルーブル美術館展にかみさんと来たが、その時から「ル・コルビュジェと国立西洋美術館」という展示を併設していた。この時は娘が来られなかったため、また次回に来ようということでとっておいた企画でした。 ルーブル美術館展の時とは違って、とても空いています。
 正面からの写真ですが、この国立西洋美術館の本館が、日本で唯一のル・コルビュジェの設計した建築物なのです。重要文化財に指定されています。
 以前にも話したかも知れないが、娘がこのコルビュジェの大ファンで、2006年の夏休みに六本木ヒルズの森美術館で催されたコルビュジェ展にも行っている。で、その頃に上野の西洋美術館がコルビュジェの作品と知って、いつかは行きたいと言っていたのだ。
 今年は西洋美術館の50周年の年ということで、設計者のコルビュジェと西洋美術館の企画展示が行われているということなのです。
 入り口の前で撮ってみた。壁面の凸凹に見えるプレートは、一枚一枚、枠に流し込んだコンクリに桂浜でとれる緑色の石(コルビュジェが指定した)を敷き詰めて作ったものだそうで、フランス建築に和を取り入れたということらしい。
 この写真のすぐ右側部分に下の写真のロダン作「地獄の門」がある。
 中央上部にあるのが有名な「考える人」。
 前回はルーブル物を見るので一杯いっぱいだったが、今回はコルビュジェ展に引き続き、常設展示の絵画もゆっくりと見ることができて、とても充実した美術鑑賞だった。
 やはりたまには美術館をゆっくりと訪れたいものである。日頃ストレスにさらされている心にとって、とても良いものだ。
 帰り際に館内のミュージアム・ショップで、美術関連本とコルビュジェの本を買い求める。

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