2009年8月28日金曜日

利根川・関宿〜江戸川〜手賀沼ポタ

 夏休み第2弾の2日目、かみさんは仕事ということで、やはり1日フリーになれば乗りに行くことになる。
 ただ、やはり家を出るのがゆっくり目になるので、土浦〜りんりんロード往復200km弱のコースは時間的に厳しい。これをやろうとすると、最近は日が落ちるのが早くなってきているので、夕方6時に帰着しようとすれば朝6時〜7時くらいには出発しなければならない。
 考えた末、この間取手の少し先で行き止まりとなって帰って来た、その先を見に行こうと決めた。Google Map で見ると、脇の河原へ降りる道があるようで、そこから先へ行く訳。
 できれば上流にある、江戸川の始点、関宿まで行きたい。などと思いながら、結局朝のんびりしてしまい、10時に家を出る。
 利根川、栄橋を渡って一瞬小貝川へ入り、すぐに橋を渡って利根川左岸のCRへ入る。
 前回、まったく都会の喧噪がなく静かだという場所(あとから調べたら、東京芸大取手校舎の下付近)を快走する。
 あっという間に前回の行き止まりに着いた。確かに河原へ降りる道があるが、なんと未舗装の砂利道。仕方がない、戻るのも嫌だし、しばらく走ればまた土手に上がって舗装路になるだろうと、しばら〜くの間、砂利道をパンクに気をつけながら走った。
 その後、予想通りに土手の舗装路に上がれたが、もう一度河原の砂利道へ下ろされるところがあった。それ以降は土手上のコースを進んだ。下の写真は、つくばエクスプレスと常磐自動車をくぐる所。(線路の奥に常磐道がかすかに見える)
 この常磐自動車道もコースのすぐ脇にあるトンネルでくぐることができたが、その後、CRは姿を消してしまった。地図でいっても、ここは守谷市。ずっと利根川の左岸を走って来たのでちょうど鬼怒川へ分かれる(川本位でいえば鬼怒川が利根川に注ぎ込む)場所で、近くに利根川右岸へ渡れる橋も無い。
 仕方がないので、一旦川沿いをはずれて、守谷市内の県道を走る。
 下は、鬼怒川を渡るところ。(奥が下流、つまり利根川方面)
 守谷から野田へ抜ける県道を、しばらくダンプやトラックと並走しながら芽吹大橋でやっと利根川へ戻った。下が利根川。(左手が下流)
 ここで右岸へ渡って、さてどうしたものかと考える。関宿をあきらめてこのまま県道で野田へ出て江戸川を下るか、それとも利根川を更に上って関宿を回るか?
 時刻は12時半頃。江戸川へショートカットにはちょっと早いが、関宿周りはギリギリかも。悩んでばかりいても時間がもったいないので、エイっとばかりに関宿を目指す。幸い身体はまだ全く疲れていない。25km/h~30km/hペースで走れるので、これなら行ける。(実は適度な追い風で、調子が良かった。つまり帰りは・・・)
 しばらく走ると遠くにお城が見えて来た。関宿城だ。そこが利根川と江戸川が分かれる所。
 境大橋をくぐって間もなく到着した。
 利根川を上って、海から121kmの地点。下の写真では遠くに筑波山が望めるのがわかるだろうか?ほぼ中央の木の右側、地平線にかすかに写っている。
 CRが江戸川方面へ大きく左カーブしている所で撮った。
 愛車の上のヘルメットのちょっと右上、地平線の少し下に水面が見えるが、あそこが利根川と江戸川の分岐点。あそこから左手へ江戸川に流れている。右は利根川方向。残念ながらこれ以上先(その分岐点のところ)へは進めない。(通行止め)
 振り返れば、関宿城がある。周囲は公園になっていて、城自体は博物館になっているらしい。ゆっくり観ている時間は無いので、今度また家族と来ることにしよう。
 さて、CR上の距離の標識は、江戸川で海からの距離に変わる。この関宿城の前が海から59.5km地点。
 この先に右方向へ渡っている橋を渡ると、江戸川の水門がある。その水門を渡ると右岸を更に上流へ行く道があり、多分ここを上流へ進めば、更に利根川右岸を上ることができるのだろうと思う。
 その水門の上で江戸川を撮った。
 この水門からが事実上の江戸川のスタートだろう。(向こうが下流)水もまだきれいである。
 元のコースへ戻って、ひたすらペダルを回す。
 向かい風!スピードでない。辛い・・・時間がかかる・・・
 そういえば昼食を摂っていない。
 県道側へいったん降りて、しばらく走る。ラーメン&餃子・・・はちょっと気分ではない。トラックが沢山入れそうなドライブインがあったが、ここは準備中。
 更に走ると、スーパーの中にマクドナルドがあるのを見つけて、結局またマクドでランチ。
 急いで食べて、再び江戸川CRへ。
 う〜ん、思いのほか進みが遅い。この向かい風のせいで。
 その向かい風が、プンと良い醤油の匂いを運んで来た。
 キッコーマンだ。野田まで来た。
 キッコーマンもパスして、必死にペダルを回す。
 日射しがどんどんと夕方の日射しに変わって来るのがわかる。
 とうとう、江戸川の行程60kmの半分強を走り、海から28.0km地点で江戸川を離れて、今度は一路手賀沼を目指す。場所は流山市になる。でももう時刻は4時を回っている。こりゃ、家に着くのは暗くなってからだな。
 地図を確認すると少々下り過ぎていたので、県道を少し戻り、そこから柏駅方面へ進路を取る。途中、豊四季駅前のコンビニで、氷と水をボトルに補給して休憩する。
 水戸街道や16号線を渡って、柏駅を過ぎるとまもなく手賀沼CRへ入る道を見つけた。
 手賀沼の南岸を木下方面へ走る。このCRは幅が広く、歩行者と自転車が区分分けされていて走りやすい。夕方5時を過ぎているのに、ウォーキングやランニング犬の散歩の人等結構人が居たが危ないことは無い。
 ふと振り返ると、夕日が沈む・・・あ〜あ、手賀沼で日が沈んじゃった。
 2度程会社からの仕事の電話を受けながらも、手賀沼CRを快走し、そのまま手賀川CRに入って木下方向へ。
 途中対岸へ渡るような標識のある橋があったが、深く考えず直進。すると突然CRが消えた。
 もう橋まで戻るのは嫌だ。なにも律儀に木下まで戻らずとも、このまま印西・千葉ニュータウン方面へショートカットしてしまえば早く着くと、コースをはずれ、しばし砂利道を走って舗装された田んぼのど真ん中の農道へ出た。
 それにしてもいやに暗いなぁ、と思ったら、まだサングラスをかけていることに気づき、普段使いの眼鏡と交換。これでばっちり見える。
 まぁ、安全第一で焦らずに所々 iPhoneのマップで確認しながら、7時45分に家にたどり着いた。
 154.0km、走行時間7h36minだった。
 距離がこんなになるとは思わなかった。関宿から江戸川CR、手賀沼のルートの距離を読み誤っていたね。
 しかし、兎に角利根川沿いは取手から芽吹大橋あたりまでが未整備もあって走りにくい。
 一方江戸川CRは快適(自分のときは向かい風だったけど)。それから手賀沼CRも快適。ここは初心者も走り易いだろう。
 今度は、手賀沼CRから江戸川へ抜けて江戸川を海まで。そこから湾岸を検見川まで戻ってくるというコースも面白いかも知れない。
 今日は、利根川、小貝川、鬼怒川、江戸川、手賀川と川巡り。膝も特に痛く無いし、ちょっと遅かったけど面白いポタリングだった。

0 件のコメント: